通信大学 体験記

会社に勤めながら通信大学 計画的にコツコツと

会社に勤めながら通信大学

計画的な勉強計画を立てた方がよい

会社に勤めながら通信大学生になったわけですが、やはり学生の頃とは違い時間的に余裕がなかなかありません。

レポート作成法にも書きましたが、平日は教科書を読むことに時間を割き、週末にレポートを作成するようにしていました。

あまり残業のない会社だったので、6時前後には帰宅することができました。そのため、他の会社に勤めている人よりは、勉強時間を確保できたかもしれません。ただ、やはりネックだったのが、教育実習と介護実習でした。連続した休みはなかなか取れるものではありません。

そのため、自分の中であるひとつの決め事をしました。

「今年1年はレポートを作成し、科目試験も受け単位を取得していく。1年後、まだ教員になりたいという気持ちが全く変わらずにいられたら、会社を辞め教育実習に臨もう。」

会社を辞め教員になる道を突き進むことに決めた

スクーリングの時には、半年ほど前から会社に伝え夏休みという名目で有休を使えたのですが、やはり社会人としては長い連続休暇をなかなか申請しづらいものでした。

そして1年後、やはり私の気持ちは変わりませんでした。そのため、会社にも事情を伝え退社することにしました。もし連続休暇を許してくれる会社にいるのであれば、会社に勤務しながら教育実習に行きたかったのですが、世の中そこまであまくはありません。

アルバイトをしながら勉強を進めた

会社を辞めた私はすぐに時間の自由が利く、アルバイトを始めました。それからは、アルバイトをしながら勉強を進めていきました。周りの友だちは普通に仕事をしているのに、自分は仕事を辞めてアルバイト・・・。少し悲しくなることもありましたが、その先の夢のためなので、頑張ろうと思いました。

今思うと「有難いなぁ」と思ったことは、自分の両親に対してです。私が仕事を辞めても何一つ文句を言うことはありませんでした。「お前がやりたいことをやれ!」。そう言ってくれたことが有難かったです。

アルバイトと勉強の日々 そしてスクーリングへ

会社を辞め、アルバイトをしながら勉強を続けていきました。

このようなことを書くと、非常に大変そうに思えるかもしれませんが、ちゃんと休息を取る時間もありました。何もしない日もありましたし、友達と遊ぶ日もありました。

通信教育は自分のやり方次第で、どのようにでもなります。私の場合、初めのうちに一気にレポートを作成していたので、後が結構楽でした。

スクーリングでは勉強以外にも良い刺激が得られた

しばらくしてスクーリングが始まりました。

私は必修科目+2つの科目を受講しました。現在はどうかは知りませんが、通信教育なのに1つの科目だけはスクーリングが必修だったのです。自分の住んでいる場所とスクーリングを行なう大学との距離がかなり離れていたため、スクーリングを行う大学に通いやすい場所に1週間宿泊しました。

これはこれで、小旅行のような感覚で面白かったです。基本アルバイトと勉強の生活だったため、良い息抜きにもなったと思います。大学の構内を探索してみたり、町に出てみたり・・・。

スクーリングには数多くの通信教育生(数百人)が来ていて、良い交流の場所であると思います。どの人も私と同じように宿を確保してスクーリングに参加していました。こういった方たちと情報交換できるということは、今まで孤独だった勉強生活が、自分だけでなく他にもこんなに大勢の人が、同じ境遇だったんだなと感じることができる反面、頑張ろうという気になりました。

通信大学で取得できる免許や資格