教師の不祥事について教育委員会が語るが・・・
生徒怒り、現場無力感...わいせつ教師続出の静岡
こんな記事がありました。
記事の内容をまとめると次のような感じになります。
教師の不祥事が相次いでいる。そのため、県教委が中心となり、外部講師による研修やセクハラ根絶のため研修を導入してきた。しかし不祥事は止まらない。教育長は「学校で連帯感を持った人間関係を作ってほしい」と校長らに訴えた。
といった内容です。
本当に教育委員会は本質が分かっていないと感じました。いくら研修を行ったとしても、不祥事はなかなか少なくなりません。なぜなら、こういった研修をどれだけの教師が本気で捉えているでしょうか?数多くある研修の1つとしか捉えていないのではないでしょうか?
不祥事を起こすような教師は、研修に参加してもその性質が急激に変化するわけはありません。それで変わるくらいなら初めから不祥事などおこしません。
また、校長に連帯感を作れと言ってもはっきり言って厳しいと思います。学校内の教師の性格まで把握しているとは考えられないからです。また、校長と信頼関係が抜群に出来上がっている教師は数少ないと考えます。
今の教育界は論点がずれていると思います。そもそも、採用の段階で間違いをしているのです。今の採用試験の制度がまずいのです。
私の知っている採用試験の内容(全国的に大差ないと思う)は、以下の通りです。
- 1次試験・・・筆記、面接
- 2次試験・・・筆記、面接(グループ、個別)、実技(運動等)
まず、筆記で人間性は分かりません。なぜなら学術的な問題ばかりだからです。教員になるのであれば勿論必要なことではありますが・・・。
最大の問題は面接です。
面接官は、『現役校長、役職者、退職教員』等が主立って行います。たった、数十分の面接で受験者の内的な資質まで判断できるはずがありません。ですから、基本筆記重視となります。面接もどこかの参考書に書かれている内容をそのまま言っていれば問題はありません。
ですから、採用制度を変更する必要があると思います。
例えば、
- 子どもに学業を教えるレベルにある人はひとまず内定とし、一般企業で数年間働いてもらい、その後正式採用。
- 子どもに学業を教えるレベルにある人はひとまず内定とし、指導教官を付けて数年間現場での実習。(子どもへの対応を重点的に見る)。
- 筆記試験にも性格分析等を盛り込む。
- 現場での評価(保護者からの評価、子どもからの評価)を内々で調査し、怪しいと判断すれば現場から外す。
といった内容です。
先生になる最低条件は、
勉強が教えられる=先生になれる
ではありません。
常識的な対応ができる=先生
だと思います。
授業の研修に一生懸命になるよりも、この辺り(人間性)を重点的に考える必要があると思います。
でも、昔からの慣習にとらわれている教育界では、採用基準を変えることは難しいと思いますが。
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