教育業務支援委員の業務内容は適正なのか?教員との連携は必須

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教育業務支援委員というものを知っているでしょうか?端的にいうと「教員の補助」です。

たとえばですが、授業準備や採点補助、行事の準備などを教員の代わりとなったり、教員の手伝いをすることが業務内容となります。

パッと思いつくところでは、授業中に突然印刷物が必要になったとき、教員が教室を離れると授業がストップしてしまいます。それを教育業務支援委員に依頼することで授業をストップしないで済みます。

ある意味教員にとっては便利なのですが、少し問題もあるかと思います。

また教育業務支援委員を利用しない先生もいます。単にすべてできてしまうためです。

つまり、すべてできる先生をもし目指すのであれば、便利でも利用しない方がよいという考え方もあるのです。

教育業務支援委員の仕事内容

文部科学省の「教員業務支援員との協働の手引き」というファイルには、教育業務支援委員の仕事内容は次のように書かれています。

<授業に関すること>
・学習プリントや宿題の印刷・仕分け
・教材のラミネート加工やカット
・調理実習や図工の材料準備
・宿題の回収・確認、並び替え
・小テストやドリルの採点補助
・跳び箱、ネット張り、プール等の体育の授業準備補助
<事務に関すること>
・会計事務の補助
・調査回答等への対応補助
・データの入力・集計
・家庭への配布文書の印刷・仕分け
<ICTに関すること>
・端末のセットアップ・動作確認
・ホームページの更新
・学校だよりや学年通信の作成補助
<掲示や整備に関すること>
・名前シールの作成
・教室や廊下の掲示物の張替え
・文書のファイリング、シュレッダー
・備品の整理
<児童生徒に関わること>
・学校行事や式典の準備補助
・給食の準備補助や片付け支援
・休み時間の見守り
・アレルギー対応食のダブルチェック
・児童生徒の健康観察の取りまとめ
<その他>
・来客・電話対応

https://www.mext.go.jp/content/20231222-mxt_zaimu-000033187_1.pdf

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