二種(教員免許)のデメリットはありますか?
とくにありません。
ただし管理職になる場合には、一種の取得が必要になります
免許状の種類で仕事内容は変わらない
教員免許状は一般的に「二種」「一種」「専修」があります。
どの種類を持っていたとしても、教員としての仕事に違いはありません。
一種の取得を促されることがある
二種の状態で採用された場合ですが、現場で管理職より一種の取得を促されることがあります。
長く教員として働くつもりであれば、そして可能性として管理職を目指すことがあるのなら一種を持っていたほうがよいでしょう。
そのような場合、多くの教員は通信大学で仕事をしながら単位を修得し一種獲得を目指します。
二種から一種の免許を取ること自体はそれほど大変なことではありません。
種類の違いによる給与の違い
教員免許の種類によって給与の額が異なるという話がありますが、当サイトの知る限り基本的にはそこまで大きな違いはありません。
関わってくるのは年齢です。
つまり「いつ教員としてのキャリアをはじめたのか」ということが関係してきます。
ストレートで教員になった場合ですが、短期大学卒業しての場合であれば20歳、4年制大学であれば22歳、大学院卒であれば24歳から教員のキャリアがはじまることになります。
20歳、22歳、24歳が同期となることがあるということです。
しかし給与額が同じにはなりません。年齢が高い24歳の人が一番多い給与額となります。
もしかしたら都道府県にもよって違いがあるのかもしれませんが、当サイトの知る限りではこの情報となります。
まとめ 二種免許状のデメリットはその人次第
結論として二種免許のデメリットは、その人次第だと思います。
私が教育現場にいたときには、二種免許(小学校)の学年主任もいました。ただしその人は中学校の免許も持っていました。
教育現場で同僚から免許状の種類を聞かれることは通常ありません。
教員として働くだけであれば二種でも一種でも専修でもよいかとは思います。
ただし周りの先生と同じにしたいという思いであったり、将来的に管理職を目指すというのであれば一種を目指すとよいでしょう。
ちなみに学校の先生の大半が一種です。