現在通っている大学では、欲しい教員免許が取れません。
目的の教員免許の取れる大学に編入しようと考えていますがどうでしょうか。
大学編入は全然ありだと思います。
ただし編入する際には編入試験があります。
難易度は大学によって異なりますが、あまりメジャーな方法ではないため一般受験よりも情報が少ないのが難点です。
受験する大学により試験内容が異なり、それなりの対策は必要です。
大学編入は1つの方法
通っている大学から、違う大学へ編入するのは1つの方法です。
大学に通っている中で、「教員免許が欲しい」と思い始める人もいることでしょう。
しかし「通っている大学では教員免許が取れない」、もしくは「欲しい教員免許が取れない」というケースもあることでしょう。
そのようなとき、また一般受験をし直して大学に入り直すのは金銭面でも時間面でももったいないと考えます。
それであれば、欲しい教員免許が取れる大学に編入するという方法を考えてもよいと思うのです。
大学1年~2年までは一般教養
一般的にですが、どの大学に入学したとしても、1年生と2年生は一般教養を中心に勉強を行います。
専門の勉強が本格的に開始されるのは3年生になってからです。
そのため、3年生の段階で新しい大学へ通うということも普通にある話なのです。
たとえば短期大学を卒業する人が、4年制大学に編入するという話はよくあります。
また高専を卒業する人が、4年制大学に編入するという話はよくあります。
すべての大学が編入学に対応しているわけではない
注意したいのは、すべての大学で編入学制度を設けているわけではないという点です。
たとえば国立大学を例にします。
当サイト調べでは、国立大学にあるすべての教育学部で編入学を行っているわけではありませんでした。
- 北海道大学
- 秋田大学
- 埼玉大学
- 横浜国立大学
- お茶の水女子大学
- 名古屋大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 広島大学
- 宮崎大学
など、ほかにもありますが、全部の国立大学で編入学制度を設けているわけではないようでした。
同じように私立大学においても、すべての大学が編入学制度を設けているわけではありません。
そのため、「自分の取りたい教員免許が、自分の行きたい大学で取ることができるのか?そして編入学制度を設けているのか?」をしっかり確認するところからはじめるとよいでしょう。
編入学試験の内容は大学によって異なる
編入学をする際には、編入学試験というものがあります。
どのような内容かは大学によって異なります。
- 英語
- 小論文
- 面接
このあたりがよく行われる試験内容となります。
そのほかには「英語・数学・国語から1科目」や「一般教養」などが試験として行われるケースもあります。
受験する大学によって異なるため、事前に調べておく必要があります。
試験対策は行っていたほうがよい
編入学試験の対策は絶対に行っていたほうがよいでしょう。
受験する大学のレベルにもよりますが、それなりのレベルの大学を受験しようとするならば、それなりの難易度となります。