「英語」の教員免許が取得できる大学一覧

英語の教員免許状を取得することのできる大学を紹介しています。



国立大学・公立大学

該当する学校が見つかりませんでした。

通信大学

該当する学校が見つかりませんでした。

英語の教員免許について

記事内に広告が含まれています

英語の教員免許は2種類 英語(中学)と英語(高校)

英語の教員免許状には2種類あります。中学と高校です。

  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 高等学校教諭一種免許状(英語)

そのため、中学で英語を教えたいのであれば「英語(中学)」の教員免許状を取得することになります。

同じように高校で英語の先生として活躍するのなら「英語(高校)」の教員免許状を取得することになります。

高校の免許を持っているから中学で教えられるということはありません。

教員免許状を取得するための単位を修得

教員免許状を取得するためには、取得するために必要な単位を大学などで修得する必要があります。

そして必要単位数を修得し教育委員会に申請することで、教員免許状を取得することができます。

そのため大学から免許状を受け取るわけではありません。

教員免許の種類は3種類 さらに3種類に分かれている

学校で働く英語教員は、「普通免許状の一種免許状」を持っているケースが多いです。

つまり「普通免許状の中の一種免許状を持っている」ということです。

そのためこれから英語教員を目指すのであれば、以下のどちらか、もしくは両方の免許状を取得するとよいでしょう。

  • 中学の英語の先生を目指す・・・「中学校教諭一種免許状(英語)」
  • 高校の英語の先生を目指す・・・「高等学校教諭一種免許状(英語)」

参照 教員免許の種類は3種類+3種類

 

もう少し詳しくお話しします。

英語教員免許状は3種類

英語の教員免許は3種類に分かれています。

  • 普通免許状
  • 特別免許状
  • 臨時免許状

多くの教員が持つ免許状は「普通免許状」となります。一般的な免許状といえます。

そしてこの普通免許状も3つの種類に分かれています。

  • 二種免許状(短期大学レベル)
  • 一種免許状(4年制大学レベル)
  • 専修免許状(大学院レベル)

多くの教員が持つ種類は「一種免許状」となります。それは4年制大学を卒業しているためです。

そのため英語教員を目指すのであれば、「中学校教諭一種免許状(英語)」「高等学校教諭一種免許状(英語)」のどちらかを取得すればよいです。

もちろん二種免許状でも教員として働くことは可能です。業務内容としては同じです。

ただし二種免許状を持った状態で教員採用試験に合格し現場に勤務した場合、一種免許状の取得を促されることがあります。

さらに将来的に校長先生や教頭先生といった管理職を目指すのであれば、やはり一種免許状を持っておいた方がよいかと思います。

教育実習は必須

英語の教員免許を取得する際には、必ず教育実習に行く必要があります。

免除されることはありません。

教育実習の期間は、中学校免許の場合は3週間以上、高校の場合には2週間以上となります。実習は連続であり、たとえば中学校の場合は3週間以上ですが、1週間+1週間+1週間と分けて実習はできないということです。

また「中学校教諭一種免許状(英語)」を取得する場合には、「教育実習」に加え「介護等体験実習」に参加する必要があります。

介護等体験実習

「中学校教諭一種免許状(英語)」を取得する際には、介護施設に実習に行く必要があります。

社会福祉施設等5日間、特別支援学校2日間となります。これも連続での実習となります。

英会話力と教員免許の関係

英会話ができなければ英語の教員免許が取得できないのか?というとそのようなことはありません。

極端な話ですが、まったく英会話ができなかったとしても教員免許を取得することができます。さらに教員採用試験に合格することもできます。

ある意味これは日本だからこそかもしれません。

ただし当然のことながら、英語を教えるのであればある程度話せる能力があったほうが、生徒に対して説得力があるとは思います。

記述試験で得点を取るための勉強が中心

日本の英語教育は、高校入試や大学入試において得点を取るための勉強が中心となっています。

近年教育現場では、英語での会話力、コミュニケーション力が重要視されるようにはなってはきましたが、それでも結局は試験で何点取れるのか?ということが重要となってきます。

そのため、英会話ができなくても記述問題を解く力の方が重要視されます。

これにより、会話ができなくても受験英語を教えることは可能です。

免許取得に高い英語力は必要ない

英語の教員免許を取ること自体に、そこまで高い英語力は必要ありません。これはどの教員免許でもいえることです。

これは大学にもよりますし、対象の授業を行う先生の考え方にもよります。

たとえば通信大学でも英語の教員免許を取得することができます。通信大学での勉強の基本はレポート提出と科目修了試験です。この2つをクリアすることで単位を修得でき、必要単位を修得することで教員免許状の申請を教育委員会にすることができます。

この点を考えてみても、高い英語力が必要ということではないです。

どの程度の英語力が必要か

たとえば中学校の英語教員になりたいと考えたとします。

そのためにはまず「英語(中学)」の教員免許を取得する必要があります。先にもお話ししたようにそこまで高い英語力は必要ありません。あくまでも私見で大まかな話となりますが、公立高校の英語の入学試験で80%以上取れるレベルであればよいかと思います。

自分の英語力がどのくらいか不明ということであれば、本屋で販売されている高校入試の過去問を解いてみるとよいかもしれません。

そして学生から質問されたとき、即答できるレベルの能力は持っておいた方がよいでしょう。

英会話力が大事になってきている ある程度の会話力は必要

英語教員になるのであれば、ある程度の会話力は必要かと考えます。

実践的な英語学習に移行しつつある

近年、英会話力が重要視されるようになってきています。

中学3年間、高校3年間、大学4年間英語を勉強しているのに、全く英語が話せないという日本人は非常に多いです。これだけ長い間英語の勉強をしているのにもかかわらずです。

つまり社会に出てから、英語では活躍しづらい人材を作り上げていることになります。

そこでより実践的な英語の授業に移行しつつあります。それに伴い教育者の英会話力が求められていくことでしょう。

そのためまったく話せないというよりも、日常会話程度であれば話せるくらいの力を付けておいた方がよいかもしれません。

英語を理解できる子どもが増えている

近年では、幼いころから英語教育に携わっている生徒がいます。また親が外国人であるケースや海外経験を持つ生徒も増えてきています。

つまり普通に英語で話せる生徒が多くなっているのです。

その中で英語を教えることになるため、どうしてもそれなりの英語力が必要となってきます。記述問題を解く力もそうですが、会話力もです。

そう考えると、英語の先生は一昔前より授業がしづらい環境になってきたのかもしれません。

大学卒業後に通信大学で取得

英語の教員免許は通信大学でも取得することが可能です。

たとえば大学卒業後、つまり学士を持っている状態で英語の教員になりたいと思ったとします。

その場合は、入学試験を受けて一般的な大学へ入学する必要はありません。入試の勉強をしなければなりませんし、学費も高いです。さらに4年制大学であれば4年間必要となります。

通信大学であれば入学のために必要なのは書類選考のみです。基本的には通学する必要はなく、さらには学費も安いです。

たとえば以下の通信大学で、「英語教員一種免許状」を取得することができます。

  • 星槎大学
  • 明星大学
  • 東京福祉大学
  • 聖徳大学
  • 日本大学
  • 武蔵野大学
  • 佛教大学

取得できる免許は同じ

一般的な大学でも通信大学でも、取得できる免許状は同じものです。

極端な話、偏差値70以上の大学で取得しても偏差値40の大学で取得しても、同じ教員免許です。

教員採用試験の合否に大きく影響を与えることはないとされています。

英語教員の専修免許は大学院で取得可能

教員免許状の中でも上位免許状となる「専修免許状」は大学院で取得することができます。

専修免許状を取得するためにはいくつか条件があるのですが、分かりやすくいうと「取得したい専修免許状の一種免許状を持っていること」です。

参照 専修免許状の取得要件(専修大学)

 

そのためたとえば「中学校教諭専修免許状(英語)」を取得するのであれば「中学校教諭一種免許状(英語)」を持っていることが最低条件となります。高校も同じことがいえます。

通信大学院でも専修免許状が取得可能

通信大学院でも英語の専修免許状を取得することができます。

ただしその数は非常に少ないです。

当サイト調べでは名古屋学院大学の通信制大学院、外国語学研究科・英語学専攻佛教大学大学院 文学研究科・文学専攻でのみ取得することが可能です。

高校生へ

社会人へ

教職員へ

大学関係者様へ