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保護者とは密に連絡を取った方が良い

保護者とは密に連絡を取った方が良い

保護者との関係を大切にする

学級運営を円滑に進めるためには、保護者の協力は必要不可欠です。保護者の協力があると、学級運営がしやすくなり、学力の面でも、学級の風紀の面でも高いものを目指すことができるようになります。

そのためには、密に保護者と連絡を取る必要があります。

保護者との連絡の取り方

  • 宿題
  • 予定帳
  • 電話
  • 手紙
  • 授業参観
  • 懇談会

これらを駆使して、更には子どもによって上手に使い分けることが肝心です。

保護者へのちょっとした連絡が必要

例えば「宿題」。毎日の宿題に保護者と教師の連絡用スペースを用意しておきます。例えば「本読みカード」。子どもには本読みの宿題を出します。その評価は保護者にしてもらいます。その最後に小さなスペースを設け、保護者が自由にメッセージを書くことができるようにします。

すると、多くの保護者がその欄にメッセージを書き込んでくれます。それに対し、教師は返事を書きます。するとこれがコミュニケーションとなり、保護者が子どもや学校に対して、どのように考えているのかを伺うことができます。また、実際に会った時の話のタネにもなります。

しかし、保護者が全員メッセージを書いてくれるとは限りません。そういった時にでも、教師側はメッセージを書いてあげると良いでしょう。すると、それに対し、返事が来ることがあるためです。

本読みカードに書ききれないほど長いメッセージを書きたい場合には「予定帳」を使うことがあります。またメッセージの内容によっては封筒に手紙を添えてくれる保護者もいます。わざわざ封筒に入れて手紙をくれる場合には、内容に注意しましょう。その保護者にとって非常に重要なこと、プライベートなことが書かれている可能性が高いためです。

電話も保護者とのコミュニケーションのツールとしては非常に効果的です。特に、何か学校で問題があった時には、必ず電話をするようにします。勿論予定帳にも一筆書くのがベストです。予定帳の内容と電話で話す内容は同じになってしまうかもしれませんが、電話は相手の雰囲気を感じ取ることができます。

例えば、学校での素行が良くなく、指導をしたとしましょう。子どもにもよりますが、教師に指導され気分的に落ち込んでしまうことは多いです。落ち込んでもらって良いのですが、子どもが家庭で説明をする時に、上手く説明できない場合が非常に多いのです。自分が悪かったとしても、「先生に叱られた!自分は悪くない!」と強調することがあります。「自分が悪い!」何て言ったら家庭でも怒られる可能性がありますからね。

また保護者によっては子どもよりに話を聞き、やはり学校の責任を問う方もいらっしゃいます。

ということもあり、子どもが何かしら素行の悪いことを学校でした場合、放課後など、子どもが家に着く前に保護者に連絡を入れておくと良いでしょう。保護者は大人です。こちらがしっかりと話すことで理解をしてくれます。授業中の体育で怪我をしたときもそうです。電話は2分~3分で済みます。休み時間に電話しようと思えばすることができます。

ちょっとしたことかもしれませんが、これが保護者とのコミュニケーションを円滑にする方法です。

授業参観は保護者と直接話せるチャンス

また、授業参観や懇談会は保護者と直接顔を合わせる場です。授業参観や懇談会を嫌がる教師がいるのですが、直接保護者と話ができる大きなチャンスと捉えるとよいでしょう。

特に懇談会後は意見のある保護者が、教師と話すために列を作ることがあります。日頃コミュニケーションが取れていると、「いつもお世話になっております。これからもよろしくお願いします。」といった内容で終わります。しかし、コミュニケーションが取れていない場合には「チクっとくる言葉」をいただくことがあります。

懇談会の後には保護者の列ができる可能性があるので、時間いっぱいまで話をするのではなく、少し早めに懇談会を終えたほうが良いと思います。

保護者とのコミュニケーションをしておくと何が良いのか?

昼間は学校で教師が子どもに教育をします。朝と夜は家庭で保護者が子供に教育をします。登下校中は地域が子どもに教育をします。

つまり、子どもは多くの人によって育てられているのです。なので、特に「昼間の教師」「朝夜の保護者」との連携が取れていないと、予期せぬトラブルに発展しかねないのです。教師側の立場で話をしますと、基本的には保護者は子ども側の味方です。教師が何かしらのトラブルを起こしたら、保護者によっては問題にします。教師は職業の性質上、特に問題にされることを嫌います。学校内で問題解決ができればまだよいのですが、教育委員会に直接報告されてしまうと、教師にとって非常に面倒なことになります。

こういったことを避けるためにも、「一緒に子どもを育てている」といった考えを保護者にしっかりと伝えておく必要があるのです。コミュニケーションがしっかり取れていると、多少のトラブルがあっても、保護者からは何も言ってきませんし、直接会った時には笑い話になったりするのです。

保護者との人間関係をしっかり築けると、その学年だけでなく、その学校にいる間、色々なやり取りが楽になったりするのです。

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