始まりは2年生 | 社会人のための通信大学

始まりは2年生

教員免許を取得した私は、その頃、会社に勤めていたのですが、すぐに最寄の教育委員会に行き、『講師登録』を済ませました。

実は、免許を持っているだけでは正式な教員にはなれないのです。各都道府県で毎年行われる『教員採用試験』に合格してから、初めて正規の教員になれるのです。

私の場合は教員免許を持っているだけです。そういう人がもし教育現場で仕事をしたいのであれば、『講師』という道を選ぶのです。

『講師』というのは産休・育休・病欠などを取っている正式な教員の変わりに働く先生のことです。扱いは正式な教員と講師とで多少の違いはありますが、大きくは変わりません。担任を持つこともできるのです。

『講師登録』にいった次の日に、私の元に早速連絡がありました。来週からすぐに来て欲しいといった内容でした。あまりにも早い採用にびっくりしたものです。後で聞いた話ですが、講師という存在はとても貴重で、数も足りないといった現状らしいのです。

翌週、私は教育委員会に行き、配属される学校を知りました。そこで私はびっくりしました。

『来週から○○小学校の2年生の担任でお願いします。』

『はぁ?』

通信教育で教員免許を取ったばかりの人間がいきなり担任になるのです。しかし、断る理由がありません。すぐに配属校に挨拶に行き、その次の週には教壇に立っていました。