社会人から通信大学に通い、教員免許を取り教壇に立つようになった私ですが、驚くことが沢山ありました。採用試験に合格した教諭でも、合格していない講師でも仕事の内容はほとんど同じなのです。
講師の代表的な仕事内容
前提として、採用試験に合格し正規採用されている「教諭」でも、採用試験に合格していない「講師」でも、学校での仕事は基本的には同じです。
違うことといったら、たとえば講師の場合、昇給は数年ありますが一定のところでストップしてしまいます。また、大事な役職には就けません。どうしても欠員補充の意味合いが強く、扱いの面からすると教諭の方が良いです。
ただし通常業務の面で考えると、教諭も講師も行っている仕事内容はほとんど同じです。
講師でもクラス担任になることはある
講師でもクラス担任になります。もしかしたら自分が小学生のときの先生も講師だったのかもしれないという考えが浮かんできました。
自分から「私は講師です」という人はいませんので、保護者からも分かりません。
隠しているわけではありません。保護者にしてみても、自分の担任が教諭でも講師でもかまわないのです。問題は、クラスをどれだけまとめあげているのか?しっかりと学級運営ができているのか?そこに保護者の興味はあるのです。
クラブ活動の顧問には経験の有無は関係ない
講師でもクラブ活動の顧問になることがあります。そのクラブの内容の知識や経験の有無は関係なくです。
初めにどのクラブ担当になりたいのか希望を取りますが、なかなか希望通りにはいきません。特に若い先生だと・・・どうしても先輩の先生を優先したクラブ担当配置になります。
クラスを持っていれば授業参観は必須
授業参観は私達が小学生のときに比べて多くなっているという印象があります。開かれた学校作りということで、なるべく学校を開放しようとしているのです。そのため、2ヶ月~3ヶ月に1回は授業参観がありました。
学級懇談会は保護者とのコミュニケーションの場
大抵の場合、授業参観後に子どもを下校させ学級懇談会が行われます。
クラスにもよりますが、私の懇談会にはクラスの子どもの9割近い保護者がいつも参加してきてくれました。これはかなり多いということです。
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